Compare — A-SCORE

Make.com vs n8n
A-SCOREで徹底比較

目次(タップで開閉)
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本記事は、Make.comとn8nを、Askive 独自の A-SCORE 6軸を中小企業向けに言い換えた指標で徹底比較したものです。「同じ評価軸で並べてから、強み・弱みを補足する」構成にしているため、自社にどちらが合うかを15分で判断できることを目指します。料金・連携アプリ数等は 2026年4月時点の公式情報に基づきます。

1. 結論

総合スコアは Make.com 79点 vs n8n 77点で、差は2点と僅差です。どちらを選ぶかは「技術リソースの有無」と「データ主権へのこだわり」で決まります。

あなたの状況は?(30秒診断)

  • 技術者なしで導入・定型業務をすぐ自動化したい → Make.com(ビジュアルUIで習得しやすい)
  • 機密データを社外に出したくない・サーバーで自社管理したい → n8n(セルフホスト可能・データ主権を確保)
  • コスト最小化が最優先(エンジニアがいる)→ n8n(Community Edition 自己ホスト無料)
  • Zapierから乗り換えてコスト削減したい → Make.com(Zapierの1/3〜1/10のコストで同等機能)
  • AI(ChatGPT/Claude)をワークフローに組み込みたい → どちらも対応(n8nはAIノードが豊富)
  • Make.comが向く場面:技術者なしの中小企業、Zapierからのコスト最適化乗り換え、ビジュアルでの自動化構築。
  • n8nが向く場面:データ主権重視・機密データの社内保管・エンジニアがいてコストを極限まで下げたい組織。

2. そもそもどんなツール?

Make.com とは

複数のSaaSをつないで業務を自動化するビジュアル型ワークフロー構築ツール。3,000以上のアプリと連携可能で、条件分岐・ループ・エラーハンドリングなど複雑な自動化も画面上でブロックをつないで構築できます。料金は無料プランあり、有料はCore月額$9前後から(credits制)。料金・credits数は契約条件により変動するため、導入前に公式料金ページをご確認ください。

主な用途: 定型業務の自動化、複数SaaS連携、データ移行、通知ワークフロー

  • 無料プラン: あり
  • 有料プラン: 月額 約¥1,350〜¥5,200

n8n とは

Make.com/Zapierと同じ「業務自動化」のオープンソース(無料公開ソフト)ツール。自社サーバーで運用すれば月額無料で使え、機密データを外部に出さずに済む。SaaS版もあり月€20〜(約3,200円)。エンジニアがいる組織向け。

主な用途: 技術リソースのある組織、データ主権重視、コスト最適化

  • 無料プラン: あり
  • 有料プラン: 月額 約¥3,600〜¥100,000

3. 比較方法

本記事では、Make.com と n8n を、Askive 独自の A-SCORE 6軸を中小企業向けに言い換えた以下の指標で比較します。同じ評価軸で並べることで、各社にとって「自社のどの優先度に合うか」を判断できる構成にしています。

評価軸評価内容
料金・コスト月額料金、無料プランの操作数、使用量課金の有無、セルフホスト時のコスト
使いやすさ・習得しやすさUI直感性、最初のシナリオ構築の速さ、ビジュアルプログラミングの習得コスト
中小企業での運用しやすさ技術リソース不要での導入、中小企業での定着しやすさ、日本語対応
サポート・情報量公式ドキュメント、コミュニティ規模、日本語情報量、サポート対応
自動化の柔軟性・拡張性条件分岐、ループ、データ加工、Webhook、API連携、AIノード統合
安定性・セルフホスト可否稼働安定性、セルフホスト対応、データ主権、エラーハンドリング

※ 採点ロジックの詳細と全ツールの一覧スコアは A-SCORE 採点基準ページ で公開しています。

4. A-SCORE 総合スコア

Make.com
79/100
Strong
VS
n8n
77/100
Strong

軸別の優勢配分:Make.com が 4軸、n8n が 2軸、互角 0軸。総合では Make.com が優勢。

評価軸Make.comn8n優位
料金・コスト 80 92 n8n
使いやすさ・習得しやすさ 62 58 Make.com
中小企業での運用しやすさ 92 78 Make.com
サポート・情報量 65 62 Make.com
自動化の柔軟性・拡張性 95 92 Make.com
安定性・セルフホスト可否 78 80 n8n
総合 79 77 Make.com

5. 各軸の詳細評価

各軸ごとに「比較観点 → 評価 → 判定」の3段で説明します。→ A-SCORE の採点ロジック詳細を見る

4-1. 料金・コスト(Make.com 80 vs n8n 92)

比較観点

観点Make.comn8n
無料プランあり(1,000 ops/月)Community Edition 自己ホスト無料
最低有料月額(クラウド版)Core $9/月(10,000 ops)Cloud Starter €20/月(2,500回実行)
本格利用時の月額Pro $16/月(10,000 ops)、Teams $29/月Cloud Pro €50/月、Business €667/月
セルフホスト非対応(クラウドのみ)Community Edition:自社サーバーで完全無料
1,000回実行あたりのコスト(典型値)Core: 約$0.9、Pro: 約$1.6セルフホスト: $0(サーバーコストのみ)

評価

Make.com 標準 80/100

Core $9/月から始められ、同機能の Zapier(Pro $20/月)の半額以下。Zapier からの乗り換えで大幅なコスト削減が期待できます。ただしセルフホスト非対応のため、全データが Make.com のクラウドに保存されます。大量処理になると操作数(ops)の消費が多く、上位プランへの移行が必要になります。

n8n 強み 92/100

Community Edition(オープンソース版)は自社サーバーで運用すれば月額ゼロ(サーバーコスト除く)。クラウド版は €20/月〜ですが、セルフホストと組み合わせることで機密データを社外に出さずに済みます。エンジニアがいる組織での総コストは業界最安水準になる可能性があります。

判定

料金では n8n が12点優位。セルフホスト無料という選択肢があるため、エンジニアがいる組織では圧倒的にコスト最適化できます。Make.com はクラウドのみですが Core $9/月は Zapier 比で大幅安です。

4-2. 使いやすさ・習得しやすさ(Make.com 62 vs n8n 58)

比較観点

観点Make.comn8n
最初のシナリオ構築時間30〜60分(入門向けテンプレートが豊富)1〜2時間(ノードベースUIに慣れが必要)
UIの直感性フローチャート型で視覚的に理解しやすいノード接続型(Node.js的な概念が必要)
非エンジニアでの利用可能(ビジュアル操作中心)難しい(設定がエンジニア向け)
日本語UI英語中心(日本語一部対応)英語のみ
テンプレート数100+テンプレート(一般業務向け)400+ノード(開発者向けの豊富な連携)

評価

Make.com 課題 62/100

フローチャート型のビジュアル UI で、「ブロックをつなぐ」感覚で自動化を組めます。非エンジニアでも 30〜60 分で最初のシナリオを作れる設計で、技術者なしの中小企業に向いています。豊富なテンプレートで手順が分かりやすく、入門のハードルが低い。

n8n 課題 58/100

ノード接続型の UI はエンジニアには馴染みやすいですが、非エンジニアには概念理解の障壁があります。JavaScript のコードを書けると柔軟性が大幅に上がりますが、ノーコードでの構築はMake.comより複雑になります。エンジニアが主体の組織に向いています。

判定

使いやすさでは Make.com が4点優位。非エンジニアが使える設計かどうかが最大の差。技術者なしで自動化を進めたい中小企業には Make.com が圧倒的に向いています。

4-3. 中小企業での運用しやすさ(Make.com 92 vs n8n 78)

比較観点

観点Make.comn8n
技術者なしでの導入可能(ビジュアル操作で非エンジニアが構築可能)困難(サーバー管理・設定にエンジニアが必要)
30〜200名規模での運用最適(コスト・機能・習得のバランスが良い)技術リソースがあれば適合(セルフホストで低コスト)
初期導入コスト(工数)低い(1〜3日で最初の自動化が稼働)高い(サーバー構築・設定に数日〜1週間)
日本語対応英語中心だが日本語コンテンツが増加中英語のみ(日本語情報が少ない)

評価

Make.com 強み 92/100

技術者なしで導入でき、1〜3 日で最初の自動化が稼働する点が中小企業に向いています。コア機能は月$9から使え、Zapierからの乗り換えで大幅なコスト削減が可能。日本語の解説サイト・YouTube 動画も増えており、独学での習得が現実的になっています。

n8n 標準 78/100

セルフホストにはエンジニアが必要で、サーバー構築・定期更新・トラブル対応ができる人材が前提。クラウド版(€20/月〜)は導入は簡単ですが、Make.com より高額になります。「エンジニアがいてデータ主権を重視」という条件が揃った中小企業には向いていますが、条件を満たさない組織には Make.com が現実的です。

判定

中小企業での運用しやすさでは Make.com が14点優位。技術者なしでの導入・低コスト・習得しやすさで Make.com が圧倒的。n8n はエンジニアがいる組織限定で選択肢になります。

4-4. サポート・情報量(Make.com 65 vs n8n 62)

比較観点

観点Make.comn8n
公式ドキュメント英語・充実(ヘルプセンターが整備)英語・充実(オープンソースでコミュニティドキュメントが豊富)
日本語情報量増加中(Zenn・Qiita等で国内記事が増えている)少ない(英語が中心)
コミュニティMake.comコミュニティ(英語中心)n8n Community Forum(オープンソースで活発)
サポートメール・チャット対応(英語)コミュニティ・メール(Enterprise向けは手厚い)

評価

Make.com 課題 65/100

日本語の解説記事・YouTube 動画が増えており、独学での習得が以前より現実的です。英語の公式ドキュメントは充実しており、トラブルシューティングの大部分はドキュメントで解決できます。

n8n 課題 62/100

オープンソースのため世界中の開発者がコミュニティに参加しており、フォーラムは活発。ただし日本語情報が少なく、国内での活用事例・解説記事はMake.comより少ない状況です。

判定

サポート・情報量では Make.com が3点優位(僅差)。日本語情報の増加・公式サポートの整備でMake.comが若干リード。

4-5. 自動化の柔軟性・拡張性(Make.com 95 vs n8n 92)

比較観点

観点Make.comn8n
条件分岐・フィルタービジュアルで条件分岐・フィルターを設定可能If/Switch/Merge ノードで柔軟な分岐が可能
ループ・反復処理Iterator/Array Aggregator でループ処理が可能Split In Batches等で高度なループ処理が可能
AIノード統合OpenAI・Claude等のAIノードが標準対応AIノードが豊富(LangChain統合・AI Agentノード)
カスタムコードJSONデータ加工は可能だが、カスタムコードは限定的JavaScriptコードノードで自由にカスタム処理が可能
対応アプリ数1,500+アプリとの標準連携400+ノード(コアノード+コミュニティノード)

評価

Make.com 強み 95/100

3,000+アプリとの標準連携と直感的なビジュアル操作で、幅広い業務フローをコードなしで自動化できます。OpenAI・Claude等のAIノードも整備されており、AI × 自動化ワークフローが作りやすい。カスタムコードは限定的ですが、標準機能の範囲内で多くのユースケースをカバーできます。

n8n 強み 92/100

JavaScript コードノードで任意の処理を記述でき、標準ノードでは難しい複雑な処理も実装可能。AI Agent ノード・LangChain 統合など、AI との組み合わせの柔軟性が高い。エンジニアがいる組織には n8n の拡張性が圧倒的に強みになります。

判定

自動化の柔軟性では Make.com が3点優位(僅差)。コードなしで使える範囲の広さと標準連携アプリ数でMake.comがリード。ただしエンジニアがカスタムコードを書ける場合はn8nの方が拡張性が上回ります。

4-6. 安定性・セルフホスト可否(Make.com 78 vs n8n 80)

比較観点

観点Make.comn8n
稼働安定性(クラウド版)SLAあり(99.9%稼働保証)クラウド版はSLAあり、セルフホストは自己管理
セルフホスト非対応(データはMake.comのクラウドに保存)対応(自社サーバーでデータ主権を確保)
データ主権Make.comのサーバー(米国)に保存セルフホストで自社サーバーに保存可能
エラーハンドリング標準でエラー通知・リトライ機能ありエラーワークフロー・リトライ機能あり
バックアップ・復元Make.com管理(ユーザーの直接管理は限定的)セルフホストで自社管理(バックアップ戦略が必要)

評価

Make.com 標準 78/100

Make.com のクラウドサービスは SLA(稼働保証)があり、インフラ管理が不要です。ただし全データが Make.com のサーバーに保存されるため、機密データの社外保存に制約がある組織には不向きです。エラーハンドリング機能は標準で整備されており、運用が安定しやすい。

n8n 標準 80/100

セルフホスト(自社サーバー運用)により、機密データを完全に社内で管理できます。これは医療・金融・法務など規制業種や情報管理が厳しい組織にとって決定的なメリットです。ただしセルフホストでは自社でのサーバー管理・バックアップ・更新が必要で、エンジニアリソースが必要です。

判定

安定性・セルフホスト可否では n8n が2点優位。データ主権の確保というユニークな強みでn8nがリード。機密データの社外保存に制約がある組織ではn8n一択です。ただしセルフホストにはエンジニアが必要。

Make.com

複数のSaaSをつないで業務を自動化するビジュアル型ワークフロー構築ツール。3,000以上のアプリと連携可能で、条件分岐・ループ・エラーハンドリングなど複雑な自動化も画面上でブロックをつないで構築できます。料金は無料プランあり、有料はCore月額$9前後から(credits制)。料金・credits数は契約条件により変動するため、導入前に公式料金ページをご確認ください。

Make.com 公式サイトを見る(提携リンク) →

6. Make.com の強み・弱み

強み

  • ビジュアル操作で非エンジニアでも自動化を構築できる
  • Core $9/月からZapierの1/3〜1/10のコストで同等機能が使える
  • 3,000+アプリとの標準連携で幅広い業務フローをカバー
  • 中小企業での定着事例が豊富で、日本語情報も増加中

弱み

  • セルフホスト非対応でデータがMake.comのクラウドに保存される
  • 複雑なカスタム処理(JavaScriptコード等)は限定的
  • 操作数(ops)の消費が多いと上位プランへの移行が必要

7. n8n の強み・弱み

強み

  • Community Edition(オープンソース)は自社サーバーで月額無料(機密データを社外に出さない)
  • JavaScriptコードノードで任意のカスタム処理が可能
  • AI Agentノード・LangChain統合でAI×自動化の柔軟性が高い
  • セルフホストでデータ主権を完全に確保できる

弱み

  • セルフホストにはサーバー管理・更新・トラブル対応のエンジニアが必要
  • 非エンジニアには習得コストが高く、技術者なしの組織には不向き
  • 日本語情報が少なく、国内での解説記事・事例が限定的
n8n

Make.com/Zapierと同じ「業務自動化」のオープンソース(無料公開ソフト)ツール。自社サーバーで運用すれば月額無料で使え、機密データを外部に出さずに済む。SaaS版もあり月€20〜(約3,200円)。エンジニアがいる組織向け。

n8n 公式サイトを見る →

8. 用途別のおすすめ

こんな状況ならおすすめ理由
技術者なしでZapierから乗り換えてコスト削減したいMake.comビジュアル操作でZapierと同等の機能がCore $9/月と大幅安。Zapierのテンプレート感覚で使い始められる。
機密データ(顧客情報・社内文書)を社外に出したくないn8nCommunity Editionのセルフホストで自社サーバーにデータを完全保管。情報管理の厳しい組織の要件を満たせる。
エンジニアがいてコストを徹底的に最小化したいn8nセルフホスト無料(サーバーコスト除く)で、大規模処理でもランニングコストが圧倒的に低い。
AIをワークフローに組み込んで知的な自動化を作りたいn8nAI Agentノード・LangChain統合でAI×自動化の組み合わせの自由度がMake.comより高い。
請求書受信→Slack通知→スプレッドシート記録を自動化したいMake.comビジュアル操作で1〜2時間で構築可能。Zapierで同じことをするより安く、同等の機能で実現できる。
医療・金融・法務など規制業種での自動化構築n8nセルフホストでデータ主権を確保できるため、規制業種のデータ取り扱い要件を満たしやすい。

9. 料金体系の違い

項目Make.comn8n
無料プランありあり
最低料金(月額)¥1,350¥3,600
上位プラン上限(月額)¥5,200¥100,000
料金体系の特徴Free 1,000 credits/月、Core $9/月前後〜、Pro・Teams上位プラン。料金・credits数は契約条件により変動Community Edition自己ホスト無料、Cloud Starter €20-24/月(2,500回)、Pro €50-60/月(10,000回)、Business €667-800/月(40,000回)

※ 上記は 2026年4月時点の公式情報に基づきます。最新の料金は各公式サイトでご確認ください。為替レートは概ね $1=¥150 で換算しています。

10. 導入時の注意点と判断フロー

10-1. 導入時の注意点

  • n8nのセルフホストは「エンジニアがいること」が前提:n8nのCommunity Editionは自社サーバーで運用すれば月額無料ですが、サーバーの構築・定期更新・トラブル対応ができるエンジニアが社内にいることが前提です。エンジニアなしでセルフホストを運用しようとすると、障害時に誰も対処できない状況が発生します。
  • Make.comの操作数(ops)消費を事前に計算する:Make.comのシナリオは複雑なほど1回の実行でopsを多く消費します。フィルター・ループを含む処理は1回で10〜20opsになることも。本格運用前に月間の実行回数×処理複雑さでops消費を試算し、適切なプランを選んでください。
  • どちらも「作ったら放置」はできない:外部APIの仕様変更・クレデンシャルの期限切れ・サービス障害により、自動化シナリオが突然止まることがあります。エラー通知の設定と定期的な動作確認は必須です。自動化は「構築して終わり」ではなく「継続的なメンテナンスが必要」という認識が重要です。

10-2. 迷ったときの判断フロー

以下の優先順位で社内の状況を確認しながら判断すると、選択がブレません。

  1. 社内にシステム管理・サーバー運用ができるエンジニアがいるか?
    いない → Make.com一択 / いる → n8n(セルフホスト)も選択肢 (n8nのセルフホストはエンジニアが必須条件)
  2. 機密データを社外のサーバーに保存することを避けたいか?
    避けたい → n8n(セルフホスト)一択 / 問題ない → Make.com(クラウド)が手軽 (データ主権の要件があればn8n一択)
  3. コスト最優先か、使いやすさ最優先か?
    コスト最優先(エンジニアあり)→ n8n / 使いやすさ最優先 → Make.com (セルフホストn8nはコスト最安・Make.comは習得のしやすさで上回る)
  4. Zapierからの乗り換えで自動化を始めたい
    Make.com(Zapierと同等機能をZapierの1/3〜1/10コストで) (Zapierユーザーにはビジュアル操作が似ているMake.comが移行しやすい)
  5. まだ迷っている
    Make.com Free(1,000 ops/月)で1本シナリオを作る → 必要なら n8n のクラウド版トライアルも試す (先に使いやすいMake.comで自動化の感触を掴んでから判断が最も確実)

11. 最終判断

総合スコアでは Make.com(79点)が n8n(77点)を2点上回りますが、この差で一方を断定はできません。

Make.com は「技術者なしでも使える中小企業向けの自動化ツール」として設計されており、習得しやすさ・中小企業適合度で上回ります。n8n は「エンジニアがいる組織でコスト最小化・データ主権を重視する」場合に真価を発揮します。

「今すぐ自動化を始めたい・技術者なし」→ Make.com、「エンジニアがいて機密データを社外に出したくない・コスト最小化」→ n8n が合理的な判断です。

続けて読みたい記事はこちら。Askive では中小企業のAI導入判断を支援する記事を毎週公開しています。

Editorial Team

この記事の制作チーム

Askive の記事は、リサーチ → 編集 → 監修の3段階で制作されています。各担当者の役割と責任範囲を明示します。

  • 和豊
    Research

    和豊Kazutoyo

    リサーチ担当。各社の公式ドキュメント・料金体系・最新動向を一次情報ベースで収集。

  • 乃々
    Editorial

    乃々Nono

    比較記事 編集。SaaS / クラウド業界に5年。料金・機能差分を中小企業視点で整理。

  • 四月 鶉
    Supervisor

    四月 鶉Yotsuki Uzra

    Askive 編集長。中小企業のAI導入を10年以上支援。記事の最終監修と論理整合性を担当。

最終更新日: 2026-05-31データソース: 各社公式情報・料金体系(2026-05-31時点)編集ポリシー

よくある質問

技術者がいない中小企業でも、Make.comはすぐに使い始められますか?
Make.comはフローチャート型のビジュアルUIを採用しており、非エンジニアでも30〜60分で最初のシナリオを構築できる設計になっています。導入から最初の自動化が稼働するまでの目安は1〜3日とされており、技術者なしの中小企業での導入に向いているとされています。一方、n8nはサーバー構築・設定にエンジニアが必要なため、技術リソースがない組織には導入が困難です。
n8nのセルフホストは本当に無料で使えるのですか?どんなコストがかかりますか?
n8nのCommunity Edition(オープンソース版)は自社サーバーで運用する場合、月額ソフトウェア費用はゼロです。ただしサーバーそのものの運用コストは別途発生します。また、セルフホストにはエンジニアによるサーバー構築・定期更新・トラブル対応が必要であり、技術リソースがある組織を前提とした選択肢です。
ZapierからMake.comに乗り換えると、どの程度コストを削減できますか?
記事によると、Make.comはZapierの1/3〜1/10のコストで同等機能を利用できるとされています。具体的には、ZapierのPro $20/月に対し、Make.comのCoreプランは$9/月と半額以下の水準です。ただし料金はcredits数や契約条件によって変動するため、導入前に公式料金ページで最新情報を確認することが推奨されています。
機密データを社外に出したくない場合、Make.comとn8nのどちらが適していますか?
n8nはセルフホストに対応しており、自社サーバーで運用することで機密データを外部に出さずに管理できます。一方、Make.comはクラウドのみの提供でセルフホストには非対応のため、全データがMake.comのクラウドに保存される点に留意が必要です。データ主権を重視する組織には、エンジニアがいることを前提にn8nのセルフホストが選択肢となります。