Notta vs tl;dv
A-SCOREで徹底比較
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本記事は、Nottaとtl;dvを、Askive 独自の A-SCORE 6軸を中小企業向けに言い換えた指標で徹底比較したものです。「同じ評価軸で並べてから、強み・弱みを補足する」構成にしているため、自社にどちらが合うかを15分で判断できることを目指します。料金・連携アプリ数等は 2026年4月時点の公式情報に基づきます。
1. 結論
総合スコアでは Notta(84/100点)が優勢で、軸別の優勢は Notta が4軸、tl;dv が1軸、互角1軸という配分です。
あなたの状況は?(30秒診断)
- すでに日本語会議 → Notta(既存ライセンスに追加するだけ)
- すでに営業同行録音 → Notta(既存ライセンスに追加するだけ)
- すでに研修書き起こし → Notta(既存ライセンスに追加するだけ)
- すでに顧客インタビュー保管 → tl;dv(既存ライセンスに追加するだけ)
- すでに営業ナレッジ共有 → tl;dv(既存ライセンスに追加するだけ)
- どちらも未導入でコスト最優先なら → Notta(最低月額 ¥1,185 から)
- 業務フローを作り込むなら:拡張性で優勢な tl;dv。
- どちらか迷ったら:まず現在使っているサービス(Microsoft 365 or Google Workspace)に合わせて選ぶのが最短。移行コストゼロで始められる。
2. そもそもどんなツール?
Notta とは
日本語会議の文字起こし・AI要約・話者識別・Web会議連携に対応したAI文字起こしツール。日本語UIや国内向けサポートが整っており、日本語会議を中心に使うチームに向いています。料金は無料プランあり、有料プランでは月1,800分の文字起こしが利用可能。年払い・月払いで金額が変わるため、導入前に公式料金ページをご確認ください。
主な用途: 日本語会議、営業同行録音、研修書き起こし
- 無料プラン: あり
- 有料プラン: 月額 約¥1,185〜¥4,180
tl;dv とは
会議のハイライト(重要な発言部分)をタイムスタンプ付きで切り出して、Notion・Slackで共有しやすくするAI。録画動画ベースで、議事録レビューが速い。無料プランが手厚く、月$30〜の有料プランで本格活用可能。
主な用途: 顧客インタビュー保管、営業ナレッジ共有
- 無料プラン: あり
- 有料プラン: 月額 約¥2,900〜¥4,400
3. 比較方法
本記事では、Notta と tl;dv を、Askive 独自の A-SCORE 6軸を中小企業向けに言い換えた以下の指標で比較します。同じ評価軸で並べることで、各社にとって「自社のどの優先度に合うか」を判断できる構成にしています。
| 評価軸 | 評価内容 |
|---|---|
| 料金・コスト | 月額料金、無料枠、従量課金、複雑フロー時の費用、チーム利用時の費用 |
| 使いやすさ・習得しやすさ | 初期設定のしやすさ、UI の直感性、日本語情報、非エンジニア適性 |
| 中小企業での運用しやすさ | 30〜200名規模での運用、属人化リスク、管理者不在時の継続性 |
| サポート・情報量 | 公式ヘルプ、コミュニティ、日本語情報、問い合わせ対応 |
| 自動化の柔軟性・拡張性 | 条件分岐、反復処理、データ加工、Webhook、API 連携 |
| 安定性・管理機能 | 実行ログ、エラー処理、権限管理、運用監視、企業利用実績 |
※ 採点ロジックの詳細と全ツールの一覧スコアは A-SCORE 採点基準ページ で公開しています。
4. A-SCORE 総合スコア
軸別の優勢配分:Notta が 4軸、tl;dv が 1軸、互角 1軸。総合では Notta が優勢。
| 評価軸 | Notta | tl;dv | 優位 |
|---|---|---|---|
| 料金・コスト | 85 | 85 | 互角 |
| 使いやすさ・習得しやすさ | 92 | 88 | Notta |
| 中小企業での運用しやすさ | 92 | 80 | Notta |
| サポート・情報量 | 92 | 68 | Notta |
| 自動化の柔軟性・拡張性 | 68 | 80 | tl;dv |
| 安定性・管理機能 | 78 | 76 | Notta |
| 総合 | 84 | 80 | Notta |
5. 各軸の詳細評価
各軸ごとに「比較観点 → 評価 → 判定」の3段で説明します。→ A-SCORE の採点ロジック詳細を見る
4-1. 料金・コスト(Notta 85 vs tl;dv 85)
比較観点
| 観点 | Notta | tl;dv |
|---|---|---|
| 無料プラン | あり | あり |
| 最低月額(目安) | ¥1,185 | ¥2,900 |
| 上位プラン上限 | ¥4,180 | ¥4,400 |
| 複雑フロー時のコスト | 抑えやすい | 抑えやすい |
| 大量実行時のコスト | 比較的有利 | 比較的有利 |
評価
月額1,185円〜、無料プランあり。中小企業の月額3万円以内に収まり、コスト面の障壁は最小限。複数人利用でもROI試算が立てやすい。
月額2,900円〜、無料プランあり。中小企業の月額3万円以内に収まり、コスト面の障壁は最小限。複数人利用でもROI試算が立てやすい。
判定
料金・コスト では、両ツールほぼ互角です(同点)。どちらを選んでもこの軸では差が出ません。
4-2. 使いやすさ・習得しやすさ(Notta 92 vs tl;dv 88)
比較観点
| 観点 | Notta | tl;dv |
|---|---|---|
| 初期設定 | 簡単 | 簡単 |
| UI の直感性 | 直感的 | 直感的 |
| 非エンジニア適性 | 高い | 高い |
| 日本語情報 | 比較的多い | 限定的 |
| 最初の1本の作りやすさ | 作りやすい | 作りやすい |
評価
文字起こしに直接組み込まれたUIで動作するため、既存文字起こしユーザーは追加学習がほぼ不要。日本語サポート対応で情報も豊富。非エンジニア中心の組織でも1週間以内に日常業務で活用できることが多い。
文字起こしに直接組み込まれたUIで動作するため、既存文字起こしユーザーは追加学習がほぼ不要。日本語サポートは限定的で情報も豊富。非エンジニア中心の組織でも1週間以内に日常業務で活用できることが多い。
判定
使いやすさ・習得しやすさ では、Notta が 4点優位(Nottaは既存文字起こしユーザーへの親和性が高く、立ち上がりが早い)。
4-3. 中小企業での運用しやすさ(Notta 92 vs tl;dv 80)
比較観点
| 観点 | Notta | tl;dv |
|---|---|---|
| 少人数チーム運用 | 高い | 高い |
| 管理者不在時の継続性 | 高い | 高い |
| 業務フローの作り込み | 強い | 強い |
| 属人化リスク | 比較的低い | 比較的低い |
| コスト管理のしやすさ | 比較的しやすい | 比較的しやすい |
評価
30〜200名規模の中小企業での導入実績が豊富。文字起こし・議事録・日本語を既存インフラとして持つ組織なら業務フローへの組み込みが最短で完了する。
中小企業でも問題なく利用可能だが、tl;dvの製品設計の優先軸は大企業〜中堅向け。自社の文字起こし・会議要約・タイムスタンプ活用シナリオにフィットするかを事前に2週間検証推奨。
判定
中小企業での運用しやすさ では、Notta が 12点優位(Nottaは中小企業の業務フローへの統合実績が多く、立ち上げリスクが低い)。
4-4. サポート・情報量(Notta 92 vs tl;dv 68)
比較観点
| 観点 | Notta | tl;dv |
|---|---|---|
| 公式ヘルプ | 充実 | あり |
| コミュニティ | 活発 | あり |
| 日本語情報 | 比較的見つけやすい | 限定的 |
| 問い合わせ対応 | プラン依存 | プラン依存 |
| 導入支援 | 充実 | 標準 |
評価
日本語サポート対応。文字起こしエコシステムのサポートも充実しており、IT専任者が不在でも安心して導入可能。
日本語サポートは限定的。サポート体制が薄く、自社で技術ノウハウを抱える必要がある。導入前にコミュニティ活発度を確認推奨。
判定
サポート・情報量 では、Notta が 24点優位(Nottaは日本語サポート・ドキュメントが充実しており、IT専任不在でも安心)。
4-5. 自動化の柔軟性・拡張性(Notta 68 vs tl;dv 80)
比較観点
| 観点 | Notta | tl;dv |
|---|---|---|
| 条件分岐 | 可能 | 強い |
| 反復処理 | 可能 | 強い |
| データ加工 | 標準 | 強い |
| API 連携 | 限定的 | 対応 |
| 外部 SaaS 連携 | 限定的 | あり |
| 複雑業務フロー | 標準 | 得意 |
評価
他システムとの連携が限定的。既存業務と別動線で運用する必要があり、定着難度が上がる。Zapier等のiPaaS併用を検討。
主要SaaSとの連携あり。ただし自社業務に必要な文字起こし・会議要約・タイムスタンプ以外の連携先(CRM、会計、勤怠等)は事前確認推奨。Webhook/API活用で拡張可能。
判定
自動化の柔軟性・拡張性 では、tl;dv が 12点優位(tl;dvはAPI/連携の表現力・深さで優勢)。
4-6. 安定性・管理機能(Notta 78 vs tl;dv 76)
比較観点
| 観点 | Notta | tl;dv |
|---|---|---|
| 実行ログ | あり | あり |
| エラー確認 | 可能 | 可能 |
| 再実行 | 可能 | 可能 |
| 権限管理 | プラン依存 | プラン依存 |
| チーム管理 | 対応 | 対応 |
| 企業利用実績 | あり | あり |
評価
継続運営は安定しているが、認証規格(SOC2/ISO27001等)の取得状況は事前確認推奨。重要業務に組み込む前に社内基準と照合を。
継続運営は安定しているが、認証規格(SOC2/ISO27001等)の取得状況は事前確認推奨。重要業務に組み込む前に社内基準と照合を。
判定
安定性・管理機能 では、Notta が 2点優位(Nottaはエンタープライズ認証・SLA・監査体制で一歩リード)。
日本語会議の文字起こし・AI要約・話者識別・Web会議連携に対応したAI文字起こしツール。日本語UIや国内向けサポートが整っており、日本語会議を中心に使うチームに向いています。料金は無料プランあり、有料プランでは月1,800分の文字起こしが利用可能。年払い・月払いで金額が変わるため、導入前に公式料金ページをご確認ください。
6. Notta の強み・弱み
強み
- 日本語UI・日本語文字起こしに強みがあり、日本国内に法人窓口があるため経理処理(領収書・請求書発行・口座振替)がスムーズ。Zoom / Teams / Meet へのBot参加による録音・文字起こし、話者識別、AI要約、カスタム辞書に対応。
- 日本語会議
- 営業同行録音
- 研修書き起こし
弱み
- 英語会議中心のチームやCRM連携(Salesforce、HubSpot等)を重視する営業組織では、Otter.ai・Fireflies.ai等も比較対象。文字起こし精度は録音環境・話者人数・専門用語によって変動するため、重要議事録は人間確認が前提。
- 英語会議が大半のチーム(Otter.ai等と比較推奨)
- CRM連携を重視する営業組織(Fireflies.ai等と比較推奨)
7. tl;dv の強み・弱み
強み
- 会議の重要部分だけを切り出して共有できるので、議事録の閲覧時間を短縮できる。Notion・Slackへの共有がスムーズ。無料プランで月10時間まで使える点が強み(他の会議AIは月3〜5時間が一般的)。
- 顧客インタビュー保管
- 営業ナレッジ共有
弱み
- 日本語UIなし(英語のみ)。録画はクラウド保管が前提で、社内サーバーに保存したい組織には不向き。日本語の音声認識精度は標準レベル。
- 完全オフライン要件
- 厳格なデータ保管要件
会議のハイライト(重要な発言部分)をタイムスタンプ付きで切り出して、Notion・Slackで共有しやすくするAI。録画動画ベースで、議事録レビューが速い。無料プランが手厚く、月$30〜の有料プランで本格活用可能。
8. 用途別のおすすめ
| こんな状況なら | おすすめ | 理由 |
|---|---|---|
| 日本語会議 を主軸にしたい | Notta | Nottaは日本語会議向けに最適化されており、導入後すぐに業務へ組み込める |
| 営業同行録音 を主軸にしたい | Notta | 文字起こしのエコシステムを既に使っている組織なら移行コストゼロ |
| 研修書き起こし を主軸にしたい | Notta | スコア合計84/100で総合的に優勢。研修書き起こしがメイン業務の組織に実績が多い |
| 顧客インタビュー保管 を主軸にしたい | tl;dv | tl;dvは顧客インタビュー保管向けに最適化されており、導入後すぐに業務へ組み込める |
| 営業ナレッジ共有 を主軸にしたい | tl;dv | 文字起こしのエコシステムを既に使っている組織なら移行コストゼロ |
| コストを最小に抑えたい(5名以下のスモールスタート) | Notta | 最低月額 ¥1,185 から開始可能(比較ツールより安価) |
| 複数 SaaS をまたぐ業務フローを設計したい | tl;dv | 自動化の柔軟性・拡張性スコア 80/100 で優勢 |
| 非エンジニア中心で運用したい | Notta | 使いやすさ・習得しやすさスコア 92/100 で優勢。文字起こしとの親和性が高く、研修不要で使い始められることが多い |
9. 料金体系の違い
| 項目 | Notta | tl;dv |
|---|---|---|
| 無料プラン | あり | あり |
| 最低料金(月額) | ¥1,185 | ¥2,900 |
| 上位プラン上限(月額) | ¥4,180 | ¥4,400 |
| 料金体系の特徴 | Free 120分/月、Pro / Premium 1,800分/月、Business 無制限。年払い・月払いで金額が異なる。導入前に公式料金ページで最新条件を確認 | Free 無制限録画、Pro $18/月、Business $29/月 |
※ 上記は 2026年4月時点の公式情報に基づきます。最新の料金は各公式サイトでご確認ください。為替レートは概ね $1=¥150 で換算しています。
10. 導入時の注意点と判断フロー
10-1. 導入時の注意点
- Notta の落とし穴:英語会議中心のチームやCRM連携(Salesforce、HubSpot等)を重視する営業組織では、Otter.ai・Fireflies.ai等も比較対象。文字起こし精度は録音環境・話者人数・専門用語によって変動するため、重要議事録は人間確認が前提。
- tl;dv の落とし穴:日本語UIなし(英語のみ)。録画はクラウド保管が前提で、社内サーバーに保存したい組織には不向き。日本語の音声認識精度は標準レベル。
- PoCの実施:本格導入前に、無料プランまたは短期トライアルで「自社の主要オペレーション3つ」が本当に回るかを2〜4週間で検証することを強く推奨。
- 社内推進担当の明確化:AIツールは「使う人」がいないと定着しません。導入時に「業務×ツール」を1セットにして責任者を1名置くこと。
10-2. 迷ったときの判断フロー
以下の優先順位で社内の状況を確認しながら判断すると、選択がブレません。
- 中小企業での運用しやすさ を最優先したい
→ Notta (Notta が +12点で明確に優勢) - サポート・情報量 を最優先したい
→ Notta (Notta が +24点で明確に優勢) - 自動化の柔軟性・拡張性 を最優先したい
→ tl;dv (tl;dv が +12点で明確に優勢) - 特に重視する軸がない/総合バランス重視
→ Notta (総合スコア 84/100で優勢)
11. 最終判断
総合スコアでは Notta が優勢ですが、両ツールには明確な得意領域があります。特に 4軸で Notta が、1軸で tl;dv が優勢で、用途次第で評価は逆転します。中小企業の場合、まずは無料プランで両方を1〜2週間試し、社内オペレーションへの馴染みやすさで最終判断することをお勧めします。
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この記事の制作チーム
Askive の記事は、リサーチ → 編集 → 監修の3段階で制作されています。各担当者の役割と責任範囲を明示します。
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ResearchルナLuna
リサーチ担当。各社の公式ドキュメント・料金体系・最新動向を一次情報ベースで収集。
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EditorialミラMira
比較記事 編集。SaaS / クラウド業界に5年。料金・機能差分を中小企業視点で整理。
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Supervisor四月 鶉Yotsuki Uzra
Askive 編集長。中小企業のAI導入を10年以上支援。記事の最終監修と論理整合性を担当。