第2回|たった3分。Obsidianを入れて「最初の1枚」を書くまで
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特集/連載 ・ Obsidianを爆速で自分のものにする方法 第2回

第2回|たった3分。Obsidianを入れて「最初の1枚」を書くまで

「名前からして難しそう。」

STEP 1:ダウンロード & インストール(1〜2分)

Windows / Mac

  1. obsidian.md にアクセス(公式サイト)
  2. Download」ボタンをクリック(OSは自動判定)
  3. ダウンロードされたインストーラーを開き、画面の指示に従う

重要なポイント: - アカウント登録は不要です - メールアドレスの入力も不要です - ライセンス認証も不要です

「Download」クリックからインストール完了まで、通常1〜2分です。

iPhone / iPad(iOS)

  1. App Storeで「Obsidian」を検索
  2. 「入手」→ インストール

Android

  1. Google Playで「Obsidian」を検索
  2. 「インストール」

💡 まずPC版から始めることを強くお勧めします スマホ版はPC版とほぼ同じUIですが、設定・プラグイン・テーマの操作はPC版の方が格段にやりやすいためです。 スマホとの同期方法は #03 同期編 で解説します。


STEP 2:Vault(保管庫)を作る(約30秒)

ObsidianはまずVault(ボールト)の設定から始まります。

Vault=全てのノートが入るフォルダのことです。

手順

  1. Obsidianを起動
  2. Create new vault」をクリック
  3. 名前を入力(例:My Brain知識ベース、自分の名前など何でもOK)
  4. Browse」で保存場所を選ぶ
  5. Create

保存場所の選び方

状況 推奨保存場所
PCのみで使う ドキュメントフォルダ内の任意の場所
iCloudで同期したい iCloud Drive内
Dropboxで同期したい Dropboxフォルダ内
Obsidian Syncを使う ドキュメントフォルダ内でOK

同期の詳細は #03 同期編 で詳しく解説します。

⚠️ OneDriveの自動同期に注意 WindowsではデスクトップやドキュメントがOneDriveに自動同期される設定になっていることがあります。 OneDriveとObsidianの相性は不安定なため、Dropboxフォルダを使うか、OneDriveの自動同期を無効にした場所に保存することをお勧めします。

Vault名のおすすめ

  • Brain(シンプルで汎用的)
  • Second Brain(コンセプトが明確)
  • 自分の名前(例:Yamada_Brain
  • 用途別に分ける場合は「仕事」「個人」などで複数作成

STEP 3:最初のノートを作る(約30秒)

Vaultを作ったら、まず1枚ノートを作りましょう。

新規ノートの作り方

  • 方法①:左サイドバー上部の「鉛筆アイコン」(新規ノート)をクリック
  • 方法②:ショートカット Cmd+N(Mac)/ Ctrl+N(Win)
  • 方法③:コマンドパレット Cmd+P → 「新規ノート」と入力

最初に作るべきノート:「Inbox」

初心者がやりがちな間違いが、「最初からフォルダ設計を考えること」です。

今は考えなくていい。まず「Inbox」という名前のノートを1枚作ってください。

# Inbox

## 今日気になったこと
- 

## あとで調べたいこと
- 

## アイデア・メモ
- 

なぜInboxなのか

  • どこに入れるか考えなくていい → 全部ここに放り込む
  • 整理の起点になる → 後から振り返って整理できる
  • ゼロコスト → 「このメモをどのフォルダに入れるか」という摩擦がなくなる

整理術の哲学については #08 整理術編 で詳しく解説します。


重要:ノートはリアルファイルと完全連動している

Obsidianの最重要な特徴として、ノートはPC内の実ファイルと完全連動しています。

ノートを作ると → そのVaultフォルダ内に .md ファイルが作られます。

My Brain/              ← Vaultフォルダ
├── Inbox.md           ← あなたが作ったノート
├── アイデアメモ.md    ← 別のノート
└── .obsidian/         ← 設定ファイル(触らなくてOK)

これが意味することは:

  • メモ帳・VS Code・Finderなどどこからでも開いて編集できる
  • バックアップが簡単(フォルダをコピーするだけ)
  • AIツールからVaultフォルダを指定して全ノートを読ませることができる(#10 AI連携編で詳述)

マークダウンの基本5パターン(今すぐ使える)

Obsidianはマークダウン記法で書きます。覚えるべきは最初の5パターンだけです。

やること 書き方 結果
見出し # 大見出し / ## 中見出し 大きい文字
太字 **テキスト** テキスト
リスト - 項目 箇条書き
チェックボックス - [ ] タスク □ タスク
内部リンク ノート名 他のノートへのリンク

ショートカットの完全版は #05 ショートカット編 で解説します。


STEP 4:プレビュー(リーディングビュー)を見てみる

書いたあと、画面右上の「本のアイコン」またはショートカット Cmd+E(Mac)/ Ctrl+E(Win)でプレビュー表示に切り替えられます。

マークダウンの記号が消えて、整形されたきれいな文書として表示されます。

もう一度押すとエディタに戻ります。


よくある質問

Q:日本語のファイル名・フォルダ名は大丈夫? A:完全に問題ありません。日本語でノートを作れます。

Q:書いたノートはどこに保存される? A:Vaultとして指定したフォルダにリアルタイムで保存されます。自動保存のため手動保存は不要です。

Q:クラウドに勝手に送信される? A:Obsidianは何もサーバーに送りません。完全ローカルです。

Q:スマホで見るにはどうすれば? A:次の記事で解説します → #03 同期編

Q:バックアップはどうする? A:Vaultフォルダをコピーするだけです。または Obsidian Sync を使えばクラウドにも自動バックアップされます。


まとめ

ステップ 内容 所要時間
STEP 1 ダウンロード & インストール 約1〜2分
STEP 2 Vault(保管庫)作成 約30秒
STEP 3 最初のノート「Inbox」作成 約30秒
STEP 4 何か書いてプレビュー確認 即時
合計 約3〜4分

次の記事では「PCで書いたメモをスマホで見たい」という、最も多い疑問を解決します。


次のステップ

第3回|「スマホで見れない問題」はこれで終わり ── 同期の正解と地雷(スマホ・タブレットとの同期設定を完全解説)


シリーズ一覧|Obsidianを爆速で自分のものにする方法(全10回)

タイトル テーマ
#01 第1回|なぜ今Obsidianなのか ― AI時代の「第二の脳」 なぜObsidianなのか
#02 今読んでいる記事 インストール・最初の一歩
#03 第3回|「スマホで見れない問題」はこれで終わり ── 同期の正解と地雷 同期・マルチデバイス
#04 第4回|最初の5分が運命を分ける ── 後悔しないObsidian初期設定 初期設定
#05 第5回|キーボードだけで爆速メモ ── 画面の見方とショートカット入門 UI・ショートカット
#06 第6回|メモを「つなぐ」と脳が拡張する ── リンク術とグラフビュー リンク・グラフビュー
#07 第7回|二度とメモを見失わない ── Obsidian「探す」技術 検索術
#08 第8回|フォルダを作るほど挫折する ── Obsidian「整理しない」整理術 整理・フォルダ設計
#09 第9回|3日坊主は意志のせいじゃない ── メモが続く「仕組み」のつくり方 習慣化・継続
#10 第10回|AIがあなたの全メモを踏まえて考える ── Obsidian×AI連携【2026最新】 AI連携・CLI・skills